絵本「もこ もこもこ」のあらすじや内容と、期待できる読み聞かせの効果を紹介しています。
「もこ もこもこ」は、どんな子に?どんな時に?おすすめの絵本かもわかりますよ。
まず買う前に、絵本「もこ もこもこ」をチェックして、お子さんにピッタリの絵本を選んでください。
絵本「もこ もこもこ」のあらすじと内容
もこ もこもこ | |
文:谷川俊太郎 絵:元永定正 出版社:文研出版 サイズ:28.4cm×22.6cm |
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本体価格:1400円 |
文章は、すべてのページで「しーん」「もこ」や「ぎらぎら」等の擬態語や擬音語だけで書かれてます。
始めのページは、青い空と紫色の大地の様なものだけです。
次のページで紫色の一部が少し盛り上がり、その次のページではさらに盛り上ります。
その隣にも「にょき」ともうひとつ小さな何かが現れます。
どちらもどんどん大きくなっていきますが、やがて大きな方が小さな方を食べてしまいます。
食べると今度は大きな方から「つん」と赤くて小さな丸いものが出てきます。
赤くて小さな丸いものは「ぽろり」と落ちて・・・
膨らんで、弾けて、漂って、無くなって「しーん」となって終わります。
絵についての説明が全く無いので、読む人それぞれの感覚で楽しめる絵本です。
絵本「もこ もこもこ」の読み聞かせの効果
詩人の谷川俊太郎・作 画家の元永定正・絵の絵本です。
一見何を表しているのかわからない、創造力をかきたてる絵と色にお子さんもきっと喜ぶはずです。
赤や青など色で温度を感じたり、自分なりのストーリーを楽しむことができるので、創造力豊かな子どもになりますよ。
絵本「もこ もこもこ」はこんな子に向いている
追視を始めた2ヶ月ごろの赤ちゃんから大人までおすすめです。
絵が大きく、音の響きが面白いので0歳~1歳の赤ちゃんでも楽しめます。
言葉を覚えて使い始める2歳前後の赤ちゃんにピッタリでしょう。
面白い音に興味を示したり、場面を想像したりできるので、年齢を問わず楽しめる絵本です。
絵本「もこ もこもこ」はこんな時におすすめ
始めは赤ちゃんの機嫌が良いときに、膝に乗せてゆっくりと見せてあげます。
慣れてきたら、声を大きくしたり小さくしたりすると、親子で楽しい時間を過ごせますよ。
絵をゆっくり眺めたり、早くページをめくったり、お子さんのペースで読んであげると効果的です。
また、最後に「しーん」と終わるので、寝る前の読み聞かせや、少し落ち着かせたい時にもおすすめです。